劇場版 灼眼のシャナ と いぬかみ と キノの旅

金曜にTと見に行ったやつ。

もともと見る気ではいたので、まあ見てきたわけだ。
せっかく前売り買ったし。

ほかの2作品はどうでもよくて、オレのメインはシャナちゃん。

まあ、これから見るとか言う人は読まないでください。
ネタバレしかないから。

で、感想とか。

●灼眼のシャナ
あらすじもなにも、テレビシリーズでやった最初のフリアグネ編。
テレビシリーズの総集編的なノリ。つーか総集編だあれは。

新作カットとか結構あって、動きや演出も派手になってて、迫力あってよかった。
と、表向きはこういうかもしれない。
まあ、しょんぼりなところも結構あったのは事実。
テレビシリーズ見てない人には、いいんじゃないかなーっていう程度。
でも原作知っててテレビシリーズも見たって人にとっては、何か焼きまわし見せられてるみたいな
感じだったし、どうなんだろう。
それに、どうもシャナと悠二がギクシャクし過ぎてる感じがした。
公開前に出たDVDの中で、釘っちと日野君が「最初のシャナと悠二に戻るのに苦労した」とか
そういうようなことを言ってたけど、そこに力が入りすぎて逆に変な感じがした。
なんていうか、シャナは冷徹な部分が少なくて、悠二は驚きとか恐怖とか、そういう感情が少なかった
ような気がした。
尺の問題もあるんだろうけど、シャナと悠二の距離感というか、内面的な距離感が近かったかなーとか。
本来ならもっと時間をかけて縮めてきたその距離が、今回の劇場版ではあっさり近くなったりしてたし。
そんでラストのアレ。
そういうオチかよ的な部分がちょっとなー。
アラストール顕現しちゃうのかよーとか、顕現したのにシャナ生きてるのかよーとか。
で、付け足したのが、「この子の器は我を入れてもなお余りある強大な器」とかなんとか言って、丸く収めるし。

設定おかしくなってきてなーいー？　とも思った。
簡単に言うと、ご都合主義的な締め。

何か文句ばっかりになってきたからやめようｗ
まあ、見てない人にはいいですよ。見てる俺にはちょっとしょんぼりだったけど。
というところか。


●キノの旅
もともと作品をよく知らないのでかなり何もいえない感じがするが、いつもあんな感じで投げっぱなしなのか？
キノっていう人物は。
短すぎて話の深みも何もあったもんじゃなかったと、個人的には思う。
そして、後は皆さんのご想像にお任せします的な部分が多々あって、ある意味すげーな、この作品。
って思った。


●いぬかみ
すでに言うことは無いのだが、速水さんががんばりすぎていた。
つか、本当に下品なんだよこの作品。こんなの劇場で流すなよｗｗｗｗｗ
というのが、あえて言える感想。



●総括
んー、全体的に少々しょんぼりな感じが強い。
期待しすぎてた俺が悪かったんだろうか……。
シャナもオリジナルにしちゃってよかったと思うんだけどなー。
う～ん。。。
第二期がどこをやるのかわからないけど、そっちに期待します。今から。